2012年2月1日水曜日

上総 すし屋の江戸勘@ 岬町 桑田

   平目の薄造り 900円

    〆鯖とみる貝

   細魚の黄身揚げ

   子持ちやりいかの炙り

   金目鯛の焼き霜造り

   自家製 からすみ

   ミナミ鮪の盛り合わせ


1/31 (夕餉)

 今年、初の江戸勘さんです。

なかなか来れないんですよね。ケンさんには良くしてもらっているので、チョクチョク来たいのですが、なかなか。

 というわけで、力いっぱい江戸勘さんを楽しみます。

先ずは、平目から。贅沢に成ってしまいましたね、私。平目を観ても何とも思いません。私が悪いんじゃありません。外房ではこれが定番ですから。したがって特にコメントはしません。無くても良い感じですね。

 ついで〆鯖とミル貝。これは対照的で面白い盛り合わせです。酒の当てとしては、なかなか良い組み合わせですね。こちら江戸勘さんでは、〆鯖は七味でミル貝には出汁醤油が供されます。

 さて、お次は細魚の黄身揚げと槍イカの炙りと、温かいものが二品続きます。

黄身揚げは以前にも頂いた事がありますので、美味しさは知っていますが、ちとパサついていますね。残念。美味しいですけど。槍イカのあぶりは子の食感と風味が旨いです。こちらも酒の当てには良いですね。この時点で八海山の純米を三杯飲みきっています。

 続きまして、金目鯛。こちらは身割れしている程の脂の乗り。しかして嫌みが無いのが金目鯛の良いところですね。旨いです。湯霜も良いですが、焼き霜の方が皮の風味が良いですね。こちらも出汁醤油で頂きます。

 そして、私としては真打ち。江戸勘さん自家製のからすみです。

これっ、旨いんです。市販のものはネバ付きもありますが、味が強い感じのものが保存上致し方が無いと思いますが、自家製の良いところとして余り塩気を付け過ぎずに、熟成が浅いと言えばそれまでですが、あさっさりとした味わいが、とても食べやすいからすみに仕立て上がっています。本当に美味しいです。お母様がまめに返して干しているそうで、手間暇かかってますね。だから美味しんでしょうが。

 最後は、鮪の二種盛り。赤身と中トロ。

私、ミナミ鮪あまり好きじゃないんですけど、今回の赤身はクロ鮪よろしくの、酸みのある味わいでして、ミナミ鮪でもこういう味わいがあるのだと、認識を変更いたしました。なかなか旨いですが、やはりミナミ鮪は、私にとっては脂が強いですね。


久しぶりの江戸勘さん。良いですね。やはり。

 

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