2014年4月4日金曜日

志奈そば 田なか @ 豊島区 東池袋

水曜限定 塩はまぐりそば


麺が良いですね


岩の井 純米をワイングラスで


ツマミを作ってもらいました

調子に乗って、もう一杯

セミドライのトマトは、石野さんちのトマトです

鯵ニボそば

スープに独特のトロミがっ!



プリン『魔法のキッス』

読んでみて下さい

券売機 其の1


券売機 其の2

店舗 外観
2/26(昼食)

やっとこさ、行くことが出来ました!

店主は、いすみ・長生地区のラーメン店で料理長を務めていた、田中 友樹氏。

出店から1年経っていませんが、各誌上においてスクープされていました。
 気になると言うより、絶対行かなければならなかったのですが、
この不景気で、東京出張が少なく、なかなか お邪魔できませんでした。

予告せず、入店したので、少し驚かせてしまいましたが、
 昼時、13時を過ぎているにもかかわらず、客足が途絶えません。
決して、立地の良い物件では無いのですが、お客さんには、ラーメン好きには堪らないのでしょうね ♪

さて、何を食べたら良いか聞くと、「限定を、」との事でしたので、仰せの通りにします。
 この時点で、2杯のラーメンを食べる事は、田中さんは分かっています。

さて、ほどなく着丼。
 久々に観る、彼の仕事は無駄のない動きで、観てるだけでもワクワクします。

んー、なかなかのビジュアル。良い意味でラーメンっぽく無いです。
 ただ、「山くらげ」は健在ですね(笑)

麺は、クセの少ない細麺ストレート。
 スープは魚介を凝縮した、スッキリとしながらも奥行きのあるスープ。

良いですね。イタリアンの解釈が生きています。
 彼の創るラーメン、食べたかったんです。(泣)

2杯目というか、〆のラーメンの前に、一杯飲ることにしました。
 聞けば、「岩の井」があるとか、
岩の井と言えば、勝浦・御宿の岩瀬酒造のお酒。
 かなり舌味に厚みのある通好みの酒です。
しかも純米と来れば、ラーメンの様な味の強い食べ物には好相性ですね。

すると、ワイングラスに注がれた日本酒は、天然水の如く澄んでいます。
 グラスが鼻に近づくと、吟上香が少し。 純米吟醸ですね。

ツマミに、トッピングの品を、3品盛り。
 チャーシュウ・煮玉子・山くらげ
どれをとってもお酒にピッタリの好敵手!
 ちよっと、「岩の井」の印象まで変わりました。東京で、
そして、〆のラーメンの前に、もう一品。

太東のトマトと言うので、言い当てておきました!

 セミドライということで、適度に水分が抜けて、より味が濃厚になっています。
これまた、酒と合うあうっ! 
 こうなると、日本酒がワインの域に達します。 不思議です。

そして、看板の『鯵ニボそば』
最後に来て、びっくりです。

なんと、スープにトロミがっ!
 自然なトロミです。
聞けば、昆布由来のヌメリだとか。
 
考えましたね~、和食の世界では、昆布出汁にヌメリが出るのは、ご法度です。
 うまいこと、逆手に取った物です。 流石っすねっ!

鯵の煮干しは、品よく、えぐみ等は全くありません。
 良い仕事してますね。
田中さんが、「九十九里の海をイメージしました」と言う通り、
 一見、荒々しいですが、ふくよかな優しさを感じる仕立てとなっております。
素晴らしいっ!

東京の人たちは、このラーメンに何を感じているのだろう?
 千葉の海に、店主の思いに、一時でも思いを巡らせてもらえれば嬉しいなぁ~、なんて思いながら完食。

最後にプリン「魔法のキッス」を頂いて、フィニッシュ!

東京に居ながらにして、千葉県を感じられる素敵なラーメン屋さんに成っていました。

また、来ます。

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