2012年10月4日木曜日

鶏麺屋どーち @ 都賀

鶏麺 塩 セットで830円 (単品700円)

麺はボソッと系ですが、ボソッとし過ぎていません

店主の口上書きで、このようにして食べろと。

スープを入れてリゾットにして、黒コショウ

折角なので、醤油も




自家製麺です。

9/21(昼食)

出張で都賀に。 初めて訪れた街です。
 気に成っていたお店に辿りつく事が出来ました。 Dr.Kei氏のホーム・グランドです。

店内到着時間が14:00ちょい前、先客は食べ終わってお店を出て行く所でした。
 客は私独り。スッキリとした解放感のある店内は、とても好感が持てます。店主の方も爽やかな印象です。日本海側の匂いを感じたのは私の思い越しでしょうか?新潟の人っぽいです。(あくまでも、見た目と話し方から。エビデンスは有りません。≪失礼≫)

さて、どうしようかとメニュー表を見ますと、潔いメニュー構成。醤油と塩ラーメンだけ、あとは鶏の唐揚げと、トッピング。 良いですね。期待が膨らみます。

メニューを裏返すと、裏メニューが。 塩ラーメンのセットを勧めていますので、仰せの通りに。

ラーメン作りは丁寧に進んで行きます。無駄な荒っぽさはありません。
 着丼しますと、独特な雰囲気を放っています。
次いで、胡麻油の様な芳香を持つ鶏油が鼻腔を襲って来ます。 見た目より、結構な主張をして来ます。スープは塩本来の素性の良さを感じるもので、鶏スープに負けていません。
 誤解がないように。 しょっぱい訳ではないんです、そして鶏スープが薄い訳でもないんです。
絶妙なんです。スープその物が潔さを感じます。鶏のスープを塩味で楽しんで欲しいという気持ちが伝わってきます。

 麺はボソッとした感じですが、ボソボソしていません。適度に腰があるのですが、固くは無いのです。多分、このスープで麺が固いと、ちぐはぐになるでしょうね。スープとの相性は計算されているのだと思います。 旨いです。

 トッピングは、鶏胸肉のグリルでしょうか?弱い印象を受けますが、あくまでも麺とスープを楽しむのであれば無くても良いと思いますので、気に成りません。フライドオニオンも邪魔に成りません。あと、豆苗でしょうか、サッと湯がいた物が入っていて変な香味がなく、これまた邪魔しない感じが良いと思います。

 セットで付いてくる温玉と小ライス。
最後にリゾット風にして頂くのですが、これは出汁割り(スープ割)の、卵かけご飯と言った感じです。
 私としては、ラーメン屋さんでなければ、鍋でちゃんとリゾットにしたら、このスープ美味しいと思います。 いわゆる鶏白湯スープでは無いんです。かと言ってニセ清湯でもなく、独特な鶏スープの引き方をしていると思います。 我流なのかもしれませんが、ご自身が好きな味を追求されたのだと思います。斬新ではありませんが、唸らせるスープです。

気を良くして二杯目。醤油を頂きます。
 ほどなく、着丼。 見た目、塩と変わりません。スープの色の違いだけです。

やはり、胡麻油の様な香りがします。んー、フライドオニオンの揚げ油に胡麻油を混合しているのかな? 醤油は下総醤油を使用されているようです。
 こちらの醤油スープ独特です。鶏スープは同様の物だと思いますが、酸味を感じます。御主人に尋ねますと、『よく言われます』とのこと。 稀にうまみ成分を構成する物に、温めると酸味を生み出す成分があると思いますが、折角の鶏スープが損なわれてしまっているきらいがあります。
 好きな人は好きだと思いますが、塩に比べるとバランスや一体感が無いように感じました。

 塩ラーメンが美味しかった。

裏メニューの『ヌル麺』とは、麺上げ後、水でしめて温かいスープに入れるため。ぬるく成る事から命名されたとの事。『誰も気づいてくれないので止めようと思ってます』とのこと。

ドゥカティー好きの、面白い御主人です。

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