2013年8月5日月曜日

清寿司 @ 一宮 宮原

烏賊 耳・ゲソの塩炙り

愛知産・青柳 新子

7/31(仕事上がりのswitching)

今宵も新子がありました。 前回よりも小ぶりです。

 青柳は久しぶり。
愛知県産とのことで、頂いてみましたが、木更津・富津産に比べると身がしっかりしていて、少々大味な印象です。色からして、青柳のはんなり感が少ない感じが、見た目でもお分かりいただけるかと。

近海物の、生青柳が食べたいです。
 聞くところに依ると、漁獲高は今ひとつとの事。

東京湾・千葉県内房産の貝類は、高級品に成ってしまうのでしょうか?

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 V350です。
 青柳は、確かに色が薄いですね。東京湾産の物は、もう少し山吹色が濃いように思います。味の方も違うのでしょうかね。
 仰る通り、東京湾の漁獲高は激減傾向にあります。1960年頃が漁獲高のピークで、年間19万トンの水揚げがあったようですが、現在は2万トン程度で推移しているようです。
 平成14年から東京湾再生計画が国や東京湾を取り巻く自治体によって行われるようになりましたが、漁獲高については、7~8万トン程度にに回復出来れば御の字という風潮らしいです。
 干潟は既に80%が埋め立てられ、コスト的にも全ての埋め立て地に干潟を再生することは現実的ではないとの論調が強く、諦めムードですね。
 水産資源は無尽蔵ではありません。個人的には、多少無理してでも回復させる必要があると思います。海外からの輸入も、永遠に十分な量が確保できる保証は無く、いずれ水産資源が不足する事態に陥るでしょう。問題を先送りせず、将来世代にしっかりと自然環境を受け継ぐことを考えるべきだと思います。国や各自治体には、真剣に考えてもらいたいですね。
 まぁ、行政レベルで出来ることには特に予算面で限界があるので、やはり政治がしっかりと舵取りする必要があるでしょうね。その為には、国民一人一人が、自然環境について、しっかりと考え、環境問題が票に繋がるようにしなければなりませんね。
 話が大きくなって申し訳ありませんでした。

cheero1969 さんのコメント...

v350さんへ

んー、ゆゆしき問題ですね。
 本当に人間とは、傲慢且つ身勝手な動物です。 
 特に、自然環境に関する関心の低さはアジア圏の中でも、我が国は海に囲まれていると言うだけで、謂れのない安心感がある様に思われます。そんなことは無いのに。
 政治力の問題、あると思います。
TPPの捉え方も、族議員が別の理由で賛成に動いていたのではないかとの疑いを持ってしまいます。国際社会への参加の意味を履き違えていると思います。
 私としては、TPPそのものに反対ではありませんが、先ず、自国の状況を良く知ることから始めなければ、農業・漁業関係者には、単なる脅威にしかなりませんし、国民にとっても説明不十分であることで、益々、自然環境への無関心を助長するに過ぎないとも思われます。
 ご指摘の通り、『水産資源は無尽蔵では無い』このことを国民一人ひとりが自明しなければなりませんね。と言う事でも政治力ですね。「美しい国、日本」でしたよね?(笑)

あっ、つい、熱弁してしまいましたが、
 青柳は、貝類はここのところ、愛知・鹿児島あたりが熱いですね。とは言っても、味の方はイマイチ。
 要するに近海物、特産地の資源および漁獲高の衰退が、如実に表れているのだと思います。この辺でも『水産資源は無尽蔵では無い』ということに気が付かなければなりませんね。
 味は大味、水管部分も小学生の水彩画の様なベタ塗りのクリーム色。あの桜のつぼみの様な紅色ではありません。と言う事で、芳しい香りも無し。はぁ~、な感じです。
 恐らく、昔から愛知・鹿児島でも海産物は豊富で、貝類・小魚類は獲れていたのでしょう。
 しかして、その味たるや、特産地のそれには及ばず、亜級品としての扱いを受けていた物が、市場に浮上してきたということなのでしょうか?
 食べる事が出来るだけで幸せな事なのですが、なぜか寂しさが募りますね。

匿名 さんのコメント...

 V350です。
 東京湾は、江戸川、荒川、隅田川、多摩川、鶴見川等の大河がガンガンに注ぎ込む、世界でも類を見ない特殊な湾です。そのために水産資源が豊富なのです。まぁ、本来の姿であればの話ですが。
 そうした特殊な環境が、海産物の味を無類の物にしているのでしょう。特に貝類に抜群の生育環境であるはずです。その他にも海苔や、底生生物にとっても、これ以上の環境は無いはずです。まぁ、これも本来の東京湾であればの話ですが。
 この貴重な環境を守ることは、日本人にとって非常に重要であるはずなのですが、今一つ事態が進展しませんね。美味しい魚がふんだんに、且つ安価に食べられるようになれば、メリットは大きいと思うのですが。