2010年1月30日土曜日

蓬莱軒@新検見川 花園公園前

   チャーハン 700円だったような 女将さんの人柄が感じられます
   ラーメン 600円 初めて覚える味 良い意味で衝撃的でした
1/25 昼食
初訪です。新検見川は高校のマラソン大会で、東大グランドに電車で行ったっきりだったので、立地が解からず後回しにしていたのですが、ネット地図はホントに便利ですね。イメージが付いたので、初訪チャレンジとなりました。グリーンベルト(中央分離帯が植え込み)の道路沿いにあるかと思っていたのですが、丁度信号につかまって、キョロキョロしていたら視界に入ってきて、曲がる交差点を通り過ぎずに店舗前に車を横付け。4人外で待ってます。時間は13時回ってるんですがね。
 店舗に入ると雑誌等でお見受けしていた女将さんが各テーブルに目を配りながら調理を進めています。あと、なんといっても店内の隠しようのないスープの香り。酔ってしまいそうです。魚と昆布出汁の香りが和食を思わせます。
 チャーハンとラーメンを注文。今日は味噌タンメンは「お休み」とメニュー書きに貼ってあります。ほとんどのお客さんがタンメン頼んでます。
 チャーハンは最後の一杯でした。「今、注文入ってるから出来たら(ご飯があったら?)先に作ってあげるねっ」とニッコリ笑顔を見せて話しかけてくれました。初めての客では無いような、フレンドリーさです。程なくすると先に入店されていた方よりも早くチャーハン到着。パラパラでは無く、しっとりとしていますが、べちゃべちゃでは無い、女将さんの人柄を感じさせる温かさが味に移っているようです。
 ついでラーメン。こちらも先に入店されていたタンメンのお客さんをしり目に到着。ちょっとバツがわるいのですが、麺が延びるのは嫌ですし、何と言っても、このスープの香りが鼻腔に飛び込んできてしまった以上、無駄な抵抗はできません。先ずスープから、「何だこれー」凄すぎます。醤油なのですが透明度がとても美しい。きれいに脂を外してあるので、まるで黄金の泉です。味わいは深い優しさ、慈悲を感じます。(←宗教家ではありませが)
 凄いとは本来「恐ろしい」といったニュアンスをもっており否定的な印象を持つ形容ですが、あえて「凄い」です。旨いなんてもんじゃない。この場で倒れそうです。口から鼻から、全神経に、体中に、電気のようなビリビリ感では無く、渇いた砂にすうーっとしみ込んで行く感じで、身体が脱力していくのが解かります。びっくりです。このようなラーメンは食べたことがありませんでした。幸せです。
 何でもこちらの新潟ラーメンは、新潟の本店とこちらでしか食せないとのこと。麺は新潟直送だそうです。具は少ないですが充分です。とにかく麺とスープが美味しい!参りましたというよりも、これからもよろしく、といった感じです。
 帰りに会計を済ませると 大将「チャーハンあって良かったね、まいど」 女将さんに至っては「また来てね」とニッコリ。
 はじめて来たんですよ。もう家族のような、あしらいに『☆みっつです!』

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