2011年1月22日土曜日

<愛器>Ovation Adamas 1687-5

   あこがれのギターとの出会いは、今から12年前
   この彫刻が良い感じです
   横たわる姿も色っぽい
   ブリッジエンドにも彫刻が施されております
最大の特徴である エポーレットと言われる サウンドホール 多色使いの組木細工
   フレットのインレイもドットではなく、組木細工の象嵌が施されております
  もう一つがグラファイト製のラウンドバックボディー
   ピックアップは OP-24 十分です 無くても良い位の生音です
   独:シャーラーのペグ巻き
   やっぱり、このヘッドが堪りません 馬頭琴みたいでしょ
   シリアル・コーションラベル 製作者の手書きのサインがあります
   ボディートップもグラファイト製です なんとなく湾曲してます
   バインディングも凝ってます
   ゴールドのラメが、ふりかけてあります。いやらしくない程度に
   弦のセットの仕方もアコギとは違いますね セットしやすいです
   勿論、ハードケース付き
   しかも、ブラウンのoverケースまで付いてます(画像無し)
 
 
 
1/22 インフルエンザA型 罹患記念
 
私、現在インフルエンザA型に罹患して6日目、予防接種してるんですよ。それでも先週のおやじバンドのリハでナカ君の車で君津まで往復するなかでバイオハザードに汚染されたようです。ナカ君も予防接種してたんですけどね。恐ろしや、
 
というわけで、症状は軽いのですが、俗世間とは暫しおさらば。良く寝れている割には1日がとても長いです。学生以来ですね、こんな感覚を覚えるのは。
 
昨夜ようやく、平熱の36℃台まで熱が下がったので、PCを開いてみたもののブログの記事をアップするまでではなく、検索していじってたら動画を取り込む方法が解かり、施行にあたり、ギターギャラリーを新設することにしました。
 
その道の人には説明は要らない名器ですが、少々口上させていただきます。
 
こちらは、オベーション スーパー アダマスというエレクトリック・アコースティックギターです。エレ・アコといわれる、アコースティックギターにエレキギターの如くマイクを着けて、スピーカー(正しくはアンプリフィアー)から音が出るようにしたものです。
 
バブル当時多くのミュージシャンが何本も持っていました。一本100万円近いプライスカードが付いていました。私の記憶では、松山千春氏・浜田省吾氏、そして尾崎豊さんでしょうか。ギターにはそれほど興味が無くても『何だろう?』と、まずは眼を奪われるルックスですよね。
 高校生の私は中島みゆきの弾き語りがしたくて当時はモーリスのアコギを持ってFのコードが押さえられなくて挫折していた頃、絶対に巡り合うことは無いと思っていました。
 
それが約15年の歳月を経て私の手元に来るとは、しかも、ディープボウルのノンカッタウェイで黒。
 まんま尾崎です。
しかしこれは90年代以降の廉価版。当時50万位だった様です。
 それでも試奏させてもらった時のトキメキは今でも耳に残っています。今は無き千葉センプラのセコハン・シマムラ楽器のフロアに下手な私のアルペジオが、何とも綺麗に響き渡っているではありませんか。 
 即買いでした。帰りの電車で、それと解かるハード―ケースを抱えて帰るのが誇らしかった。
 
中古でありましたが、フル・メンテナンスされており、とても綺麗で、所有欲を充分満たす物でしたし、何と言っても奏でられる音が素晴らしかった。低音・倍音がとくに深みがあり、私のつたない奏法でも数段上手に聞えます。ビデオで聴いていた尾崎のギターの音と一緒です。(ホントには違うのでしょうが)
 
エレアコなのにアンプを通さなくても充分に鳴るのです。その夜から私の枕元に立て掛けられ、インテリアとしても最高の美術品の域です。依って私のファーストギターの座を飾っています。信頼できるギターです。あまりメンテもいらず、乾燥・湿気も気にしなくてよいです。トップとバックはグラファイトですからクレ・ポリメイトでサッと拭くだけ。唯一ネックがウォールナット材なので、ワックスオイルには多少気を使います。フェド・オイルを塗ってます。あとフィンガーイーズ・スプレーは使ってません。弦に塗り込むghsのファストフレットで手脂を拭う様に弦の表面・裏面をクリーニングしてます。
 
後世に残したい銘ギターです。
 
 

2 件のコメント:

野村商店 さんのコメント...

こんにちは、野村商店です。容体が安定した様子で何よりです。
ちょいちょい顔を出して申し訳ありません。オベーションを所持してられるとは驚きました。400Fの記事もそうでしたが、懐かしさが込み上げてきます。しかも全てにおいてメンテナンスが行き届いていて、感服致します。

「Fコード」に行き詰るのは誰でも同じですね。自分はアルペジオよりも、何故か「スリーフィンガー」での方が弾き易かったのを覚えてます。こちら近辺ではバンドのコンサートはやらないのですか?近場なら是非お邪魔したいです。稽古風景も嫌いじゃ有りませんので。では失礼致します。

cheero1969 さんのコメント...

ちょいちょい、いらしていただいて光栄です。
 やはり、野村商店さんとは時代背景が被るようですね。
 現在、進行中のおやじバンドは、ブルースとロックです。 君津のポプラ屋という、喫茶・貸しスタジオでの練習で、ライブもそこでやると思います。
 福祉現場のアラフォーおやじが、『ちゃんとバンドやろうか』と、気の知れた仲間で、呑める事を前提に結成したようなもの、まだまだ披露に値するものではありません。
 練習風景は動画でアップ出来るよう準備中です。
 今度のリハは3/13の予定。
飲んだ事はありませんが、コーヒーが旨いらしいです。この間も練習中に何組かコーヒーを飲みながら、我々の練習を聴いていてくれていました。

興味を持っていただき有難うございます。