プチサラダとハマグリのクリームスープ
カツレツ・味噌ソースとマトウ鯛のポワレ昆布風味
家内は、スペシャル・ハンバーグ ソースをかけた瞬間
まだ、ジュクジュクいってます
ランチセットのカツレツは何と言っても、味噌ソースがごはんに合う感じて良いです
マトウ鯛のポワレはポン酢でいただきます
良い、揚げ加減です
千葉でハンバーグと言ったら、私は迷わず、こちらの『ほてい家』さんを上げます。
中学校の頃(今から30年前)に製薬会社の顧問をしていた伯父に連れて行ってもらって以来ですから、味の記憶は曖昧なものの、お店の雰囲気と、とにかく美味しかった記憶だけは鮮明に残っています。
家内に結婚当初から『ここのスペシャルハンバーグは旨いんだよ』と言い続けて、8年余り。
出産を前に、思い切って連れていく事にしました。(その後、蘇我アリオのベビーザラスに行くことを口実に)
さてさて、久しぶりのほてい家さんですが、時間経過を感じさせない外観で我々を迎えてくれました。
家内は『高かそうっ』と思わず、そして『ランチで良いよ』とビビッます。
2人でディスプレイ・ケースを覗いて、とりあえず納得、私が補足として『絶対に値段だけの雰囲気と味わいがあるから、』と説得をして、入店。
私はランチセットの真ん中の価格の物を、家内には『スペシャルハンバーグ』をオーダー
伯父に連れて来てもらっていた時は、決まってハンバーグが来るまでの時間を伯父が気にしてくれて、スペシャル・サンドウィッチを一緒にオーダーし、ハンバーグの到着を談笑しながら待ったものでした。
懐かしい思い出があるレストランなのです。
私のランチセットは、値段の割にはと言いましょうか、老舗洋食屋の技術を惜しむことなく駆使しているにも関わらず、かなりのボリュームがあり、大変満足の出来るセットとなっております。
各テーブルを見まわしてもオーダーする方が多かったです。
各テーブルを見まわしてもオーダーする方が多かったです。
ほてい家さんの味の基本と言いましょうか、隠し味は、少量の味噌を使うことにあるとのこと、支配人さんから伺いました。
そうそう、ほてい家さんの、もう一つの雰囲気の良さとして、給仕の方々の行き届いた接客にあります。そうですね例えるならばホテルの給仕に近いですね。それは結婚披露宴等、各種宴会でお客様をもてなす事に、長けているからだと思います。そのもてなしは自分が、お偉いさんに成ったかの錯覚に陥るほどです。
さて、スペシャルハンバーグですが、あつあつの鉄板にジュウジュウ・ジュクジュクいいながら、登場。
紙フキンを壁にして、ソースを掛けてもらいます。いいですね、音と香りが何とも贅沢です。
ふっくらとしたハンバーグに付け合わせが華を添えています。
私の記憶通り、銀紙に包まれてバッテンに切り込みの入ったジャガイモとホタテ貝型の銀のポキールは健在でした。家内は『話に聞いてた通りだね』と私に気遣いながらも、ハンバーグから目が離せなくなっています。 きっと中学生の私もこうだったのでしょう。今日の家内を見る私は、おそらく当時の私を見る伯父の心境に近い物があると思います。
ソースが落ち着くのを暫し待って、家内が1口ハンバーグを頬張ります。
『美味しい』としみじみに語りながらも、2口目のカットに余念がありません。
すっかり、とりつかれております。
途中、1口もらいましたが、『そうゆうことだったのか』と、
前述したように、ほてい家さんの特徴として、味噌があります。
中学生の頃は分かりませんでしたが、とにかくほてい家のソースが美味しい(ご飯と合う)と思っていたのは、味噌のおかげだったのですね。味わいが柔らかいのです。
ハンバーグのパティにも少量味噌が入っており、臭い消しと肉のコク出しのためだそうです。
かといって、そんなに、味噌・味噌しているわけではないところが、流石ですね。
欧米人にはない(出来ない)、日本人的な発想ではありますが、こういった工夫が当時の人々を洋食に魅了して行ったのでしょう。
正直、中学の時ほどの感動はありませんでしたが、妙に納得の味でした。旨いなぁ。
家内は大満足。 今度は娘と3人で来るんだろうな、
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