特選 和牛 ロース 250g |
素晴らしい。としか言いようがありません |
ワイン煮(牛とゴボウ) サラダのドレッシングが美味しい |
ステーキに供される山葵 絶妙なミキシングです。 |
ワイン煮 いいアテです。和風な味付け |
牛さし ハーフ |
やはり、男は背中ですね ♪ |
初訪のステーキ屋さん。
ステーキ屋さんって、あんまりありませんよね?
以前から存在は知っていたのですが、なかなかお邪魔する機会を逸していました。
正直、敷居が高いです。(おそらく値段もっ!)
今回、縁あって最近お世話に成っている居酒屋さんの奥さまのご実家であることが判明。
勇気を振り絞って、(現金を握りしめて)訪問となりました。
メニューはステーキがメインです。(当たり前)
50gごとに価格設定がなされていますので、お腹の具合と財布の具合で決めればいいわけです。
生意気ですが、正直、もっと高いと思っていました。
まぁ、食べる前から解るはずもないと思いますが、店内の厨房のただならぬ雰囲気から、美味しいに決まっていることが判ります。
特選ロースの250gをオーダー。
私は、魚もそうですが、あまり脂が強いのは苦手なんです。分かりやすく言えば、『赤身好き』
それと、焼き上がりまでワイン煮を頂いて、赤ワインを飲みながら待ちます。
ワイン煮は、肉の各部位が入っていて玉ねぎと牛蒡が味に、甘みと深みを出しています。洋風の味付けですが、デミグラス等のしつこさはなく醤油ベースの和風な仕上がりに成っています。
このまま、御飯にかけて食べたいです。 塩加減も優しいです。
暫くすると、お肉が串に打たれてレンガの釜に入っていきます。
重厚感がハンパ無いですっ!
そして、セットではないのでしょうがサラダを頂きました。このドレッシングが良い感じです。
酸味と人参や玉ねぎ、野菜の甘みが旨いです。
久しぶりに首が折れそうなくらい頷きながらの食事です。
さぁ、来ました。この時点でワインは一杯飲み終わっています。
お代わりを頼みますと、
『グラスワインだと割高になるから、ハーフボトル一本にしときますね』とマスター。寡黙な方かと思いきや、食べ手への気遣いは素晴らしいものがありました。
『うちはソースはありません、これで食べてください』とは、ママさん。
出されたのは、貝殻に見立てた猪口に、たっぷりの山葵っ!
噂には聞いていましたが、こんなに付いて来るとはっ!
まぁ、そのまま一口。
あれっ? 舌や鼻に刺激が強くない。 けど、旨い。 そのまま食べることが出来ます。
私の舌の記憶では、ホースラディッシュです。
聞きましたところ、業者にブレンドは任せているので詳細は分からないとのことでしたが、ホースラディッシュが入っているようです。
常連さんのなかには、この山葵だけで御飯を召し上がる方がいらっしゃるとか。解ります。
引っぱり過ぎましたね。お肉食べます。
いやーっ、参りました。旨いっ!以外の言葉は要りません。黙って食べていれば良いでしょう。
食べれば、解ります。 高くありません。安い位です。
これだけのグレードの肉が茂原で食べられるとは思っていませんでした。
そうは言っても、多くはステーキ・ソースなるものでゴマ化しているステーキは、あまた在ります。
違いはそこかと。
正真正銘の肉勝負なんです。言ってしまえば、山葵も要りません。
失神しそうな自分を支えながら、マスターと話を進めて行くうちに試したくなります。
『牛刺し』
ひとりでは多いだろうと、ハーフにしてくれましたが十分多いです。
これで2,000円 納得。
マスター曰く、『今日のは気にいらないんだ。連休明けで品物が良くない』
『どうだ、食べてみて?』
率直に感想を伝えましたところ、
『そうだろ。それじゃダメなんだ』と紫煙をくゆらせながら目を細めています。
いい意味で鬼ですね ♪
『今度は、これって言うの食べさせるからさ』と頬笑みがえし。
なかなか、来ることは出来ないかと思いますが、(お金の都合と家族に悪い)
また、来たいです。今度はヒレ・ステーキと牛刺しで、
旨かった。
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