あっさり清湯塩ラーメン
麺初めに喜神さんへ、
もう、年末から考えていたんですけど、前日には3店に絞り込み、出かけ直前に決定しました。
『あの滑らかな麺を、和蕎麦系のつけダレで食べたいっ』
入店しますと何と2時近いと言うのに、カウンターがほぼ満席のテーブル2席も埋まっています。
三ケ日最終で、皆さんいよいよラーメン欲が出てきたようです。
大将も息子さんもフル回転でした。
さて、和風つけめんから、
こちらは麺が美味しいんですよね。九州の小麦粉で、全粒粉ぽい、麺に星(そば殻の様な物)が出ています。小麦香はそれ程強くは無いのですが、とにかく滑らかで、喉越しが良いんです、でも時折はシッカリ噛んで、楽しみますがね。
付けダレは、日本蕎麦の鴨つけの如く、醤油と魚節の味と香りの立った付けダレです。
結構辛ッ汁の部類に成ると思いますが、麺が滑らかでタレの拾いは少ないので、丁度良いと思います。食べ終わりの割スープ後も濃いめですので、苦手な方はその旨伝えると言いでしょう。
タレ中には煮豚焼き付けチャーシュウ・小松菜・とろり味玉・薄竹焼き付けメンマ・長葱です。柚子皮が削ってあっても良いと思いますが、それではマンマ鴨付けに成ってしまいますからね。奇をてらってオレンジピールなんてどうでしょう? 結局柑橘系じゃつまらないか。あっ、生姜は合いそうです。それじゃうどんか。
すいません、とにかく美味しいので食べてみて下さい。
そして麺初めと言う事で、もう一杯。
実は近くに二郎系の新店がオープンしていたのでついでにと思っていたのですが、やはり喜神さんの雰囲気の良さに、もう一杯頂くことに。
塩で。
清湯とありますが、鶏油が入ってしまうので、その真価が見極め辛いです。少々勿体ない気がしますが、ラーメンを好きな方は物足りないので、または一杯に込める総合バランスとしては、インパクトも考慮しての仕立て上、こうなるのでしょう。私などは味市場の下りでも書きましたが、清湯と言う以上は、限りなくスープは澄んでいて欲しい。
まぁ、良いんです。こちらも旨いので、でもやっぱり今度は鶏油抜いてもらおうかな。
麺は主体となる小麦粉は同じであると思いますが、加水率等が異なり、ウェーブの掛かった中細麺と成っております。こちらも実にすすりが良いんですよ。
そしてテープルにある赤・黒の壺を。ニンニクと豆板醤ですが、解かっていながら試してみる事に。
どちらも手が加えてあって、そのものが美味しいんです。ご飯にかけて食べられる位。
しかして、各ラーメンもとてもバランスよく仕上がっていますので、薬味を入れると私はケンカすると言うか、悪い意味で別物に成ってしまうと言うか、台無しな感じになってしまうと思います。
これは批判では無く、勿体ない思いである事を申し上げたいので、試される方は留意していただきたいのです。
いやーっ、調子に乗って杏仁豆腐も行ってみました。
有りがちなブリュレ風でもなく、かちかち寒天仕様でも無く、中庸的と言えばそうなのでしょうが、店主の好きなベクトルなのでしょう。 寒天が弱めですがミルキー過ぎず、かと言って杏仁草の効きすぎない感じがお好みなのですかね。普通においしいですが、200円なので大盛り券を2枚買って、激盛りでつけ麺を食べた方が良いかな。
あっ、そうそう、近くにオープンした二郎系の店は、今日はやってませんでした。
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