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ハイ&ロー・チェアに付いているテーブルを外して使用していましたが、仰向けで遊んでいると玩具を落としてしまい、自分で拾う事ができず、泣きだす始末。
テーブルを付けて、座って遊ばせるようにしてみたところ、好みの玩具を選び、偶然ですが、チェンジしたりと遊びが広がっているかのように見えます。
もう、掴み寄せる事が出来ますので、次の展開へと進めたいのですが、相変わらず食べて(口に入れて)味見(口舌の感覚)をしてみないと気が済みませんので、実際には、まだ『遊び』として成立してはいません。
遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表のスケールに当てはめますと、『手の運動』は0:6級をクリアしていますが『移動運動』ではクリアしているものの、次の0:7級の課題である「腹ばいで体をまわす」が、難関と成りそうです。『基本習慣』では「ビスケットなどを自分で食べる」とありますが、どうでしょうか? 実は心配無用。
この発達スケールは1カ月ごとに課題設定があって(『言語理解』については0:9まで疎ら)、順を追って母親からインタビューをして「出来るか・出来ないか」を聞いてスコアリングしていくのですが、順番で進んで行かなくても、飛び越して達成していてもポイントと成りますので、実年齢の前後3ケ月の課題をインタビューします。よって総合的に見て判断しますので、『うちの子は、まだ6カ月の課題ができないっ!』と慌てることは有りません。只、そのお子さんによって「得意・不得意」はありますので、個性として親側が知っておくことは重要であると思います。 また、6か月だからといって、全ての6か月の課題をまんべんなくクリアしていなくて良いんです。と言うか、ほとんどのお子さんに『バラツキ』はあります。横一線に課題達成しているお子さんはいませんし、所謂プロフィールと言う奴ですから、バラつきがあっても良いんです。それこそがそのお子さんの特徴ですので、なかなか『基本的習慣』が、兄弟がいないことで身に付かなくても『対人関係』が良いのならば、それを助けていると言うか、補助していると見る事が出来ます。様は自分ができないことを他にやってもらう、ということも立派な能力ですから。
そういった意味でバラつきがあっても、総合的にバランスが取れていればOKなんです。
だって皆そうでしょ、大人だって得意・不得意ありますよね。もう大人はテストや成績表で評価されることは無く成っていますので意識が薄いかも知れませんが、そんなにバランスのいい人って、そうそういない事は気が付いていますよね。ですから、乳幼児についても同様に、そのお子さんの特徴がつかめるように見守りをしてほしいものです。
あとは、変化と工夫と理解ですね。
いつも同様な刺激では無くて、ちょっと関わり方を変えてみたり。上手く出来なくても「今日は嫌なのねっ」と許容範囲を広げていく事。かならずやお子さんは『褒めてもらいたい・承認してほしい』と言う気持ちから、今は出来なくても出来るまで応えようとするはずです。
6か月を過ぎると保健所等で発達診断を受ける事が出てくると思います。
数値だけで判断せず、統合的な視野と判断をもって、お子さんと向き合ってみましょう。
気に成る事は、置いておかず、納得がいくまで、保健師さんや小児医に相談しましょう。
ありゃ、いつもの仕事癖が出てしまいました。
ありゃ、いつもの仕事癖が出てしまいました。
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