2011年1月4日火曜日

割烹かたおか@茂原 八千代

   突き出し 柚子窯 海老芋素揚げ 数の子 黒豆 海老の青のり香り揚げ
   茶碗蒸し
   鰆の西京焼き
   うざく
   豚味噌漬け焼き 和がらし添え
   ほうじ茶寒天の白蜜クリームあんみつ
 

 

1/4 昼食

 


本日はコックの兄の家族との新年の顔合わせで、かたおかさんを予約しました。

 

 父は常々かたおかさんに孫たちを呼びたくて、念願かなっての来店です。施設で生活している母も同席できました。

 


今日は母について少し話したいです。

お料理については画像のみでお楽しみください。

 


母は認知症に成って5年くらいに成ります。父の入院を機に、グループホームから特老へ生活の場を変更してきました。ここ最近は歩く事も間間なりません。意欲が無い感じですね。気丈な母がこうなるとは、思ってもみない事でしたが、母方には何名か痴呆・認知症になってしまった親族が居ます。いわゆる家族性があるようです。兄と私で抱え上げるように車椅子から車へ乗り込ませます。大変です。

 

 兄は柔道の有段者であることと、普段から業務用の寸胴なべを抱えていますので、アラ・フィフティーの割には母の介助をそんなに厭わないようです。そもそも兄は面倒見の良い人柄ですので、そんなことさえ考えないのでしょうが、甘ったれの三男坊で有る私は、母の豹変ぶりに正直落胆してしまうのです。   

 

何か、今でも、時々、叱って欲しくなります。

 


  人はそれでも老いに勝てない事は知っています。

かく言う私も42才に成るのですから、

 

人として生きる性と言いましょうか、憂いと言いましょうか。それに打ち勝つと言うのではなく、受け止めて行く事が人として生きる事の難しさであり、人としての真価が問われる事なのでしょう。

 そうです、叱ってはくれないものの、母はこれからも私に人が生きると言う事を、体現してくれるでしょう。目を背けてばかりではいけませんね。

 

 実際、母の処への面会は敬遠してしまっている傾向があります。父の介助を理由に、しかもその父の介助も最近雑多に成っているように思い、自暴自棄に駆られる毎日。どうしたらいいのか、正直迷うことがあります。

 

今日の母は、まあまあ機嫌が良かったです。突き出しの黒豆が気にいっていたようでした。女将さんに話しかけられて、一応に敬語を使って応えていました。


  緊張感は人にとって大事な様ですね。

1 件のコメント:

びん さんのコメント...

そうだね、親の姿に生きるということを教えられますね。

ご両親の介護は身体もきついでしょうし、気持を安定させることも難しいんだろうね。

何もわからないけれど、ただ、夫婦ともどもに、よく頑張っているなあと思っています。