2013年7月31日水曜日

Pole Pole in the park @ 一宮

アミューズの水饅頭

中身の餡はジャガイモとアンチョビ


真鯛の刺身 二色のクスクスの上で

梅のコンポートと和出汁のジュレ

二色のクスクスは、胡瓜とトマトのフレイバー

八街産の鴨ロースト 梅こぶ茶の泡乗せ

すっきりとした肉味です

グッと、フォアグラのソテー メニューにはありません。

ソーテルヌと共に、

マスクメロンのソルベ

中は、こんな感じ

サービスで桃のコンポートを味見



プリフィックス3に、フォアグラのソテーを足したわけです。

7/25(晩餐)

1カ月振りの、と言うか、今月初のポレポレさん。

今宵は出張帰りで、少し贅沢をしたくなりまして、

お腹も空いていたので、お得なプリフィックス・コースのスリー(3)で!

勧められるまま頂きます。
 チョイスは、真鯛の刺身サラダ・鴨のロースト・デザートはマスクメロンのソルベ
そして、カルトで、メニューにないフォアグラのソテーを貴腐ワインと共に頂きました。

先ずは、アミューズ。
 水饅頭です。いくら外房フレンチだからって、度が過ぎます!
まさに、びっくりアミューズです。
 しかして食べれば頷くしかない仕掛けが、
んー、実に複雑な味です。相乗効果で、カニの玉子の様な珍味と化しております。葛皮で包んである理由が分かります。伊達じゃないんです。 これ位の味わい深い餡ならば、皮の食感・味が有ってはいけません。 だから、葛なんです。 といって、餡だけを食べさせるわけには行きませんから、口に誘うべく水饅頭の仕立てにしてあるわけです。 素晴らしい。

さて、コースのメイン1つ目は、真鯛の刺身・サラダ仕立て
 んー、とにかく視覚的に美しいですね。真鯛のそぎ切りは5切れ。大ぶりに切っつけてあります。
鯛自体が美味しいです。寝かしが、主張が強く無く、丁度良いです。梅のコンポート・和出汁ジュレを包んで食べると美味しさが増します。
 そして、2種のクスクス。 フランスのデリカテッセンではポピュラーだそうで、クスクスに味付けをしてサラダに合わせるそうです。例えると中華春雨サラダみたいな感じだそうです。
 鯛の刺身と一緒に口に運びますと、口の中でクスクスが踊り出します。
これは私の主観ですが。おぼろを纏ったお刺身。寿司ネタで言うと、海老の酢おぼろ、と言った感です。 これ、私好きです。
 オレンヂ?ピールかな? みょうがのアクセントも、ところどころ「和」なので面白いです。

続いては、鴨のロースト 
 こちらは王道パターンですが、ソースはマルサラ酒をベースとした物。泡状にした梅こぶ茶は、ほんのベール。見た目ほどのインパクトはなく頂けます。
 八街産の鴨は肉質が柔らかく、かつスッキリとした味わい。焼き方を変えた様で以前にまして柔らかく仕上げてあります。
 また、ガーニッシュの野菜たちが秀逸で、焼き加減が申し分なく、オクラに至っては和の手法、お浸しに成っていました。

こういう、ところどころに和のテイストを入れてくるのが、現在のシェフ・牧さんの技ですね、感性ですね。 ホッとするんですよ、モンゴロイドとして

さてさて、こうなると食べたくなっちゃう物があるです。 フォアグラ
 メニューにありませんでしたが、オーダーテイクしていただけました。
と言う事で、ソーテルヌを共に、

フォアグラは仏産。 ソースは味噌が入ったペリグーソースに、フレッシュの梨とぶどう。
 酸味と甘みが共存した、季節感たっぷりのソースに仕上がっています。
ソーテルヌは果実味の強い、甘ったるくない、フルーティーな味わい。 これはこれで、なかなか。

デザートは、桃にしようとしたのですが、牧シェフがメロンを食べて欲しいと言うので、仰せの通りに。
しっかりとした、デザートです。
 軽めの甘みではあるものの、作り込みのしっかりとした、満足度の高い仕上がりです。
女性向けかな?

そんな私の顔色をうかがったわけではないのですが、『桃が良いと言っていたので、味見に、』と、サービスで、桃のコンポートとミントのジュレをグラスで出してくれました。
 うん、お酒を頂いた後は、こっちの方がサッパリとしていいですね。

美味しかったっ!
 また、来週も出張です。

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