水曜限定 塩はまぐりそば |
麺が良いですね |
岩の井 純米をワイングラスで |
ツマミを作ってもらいました |
調子に乗って、もう一杯 |
セミドライのトマトは、石野さんちのトマトです |
鯵ニボそば |
スープに独特のトロミがっ! |
プリン『魔法のキッス』 |
読んでみて下さい |
券売機 其の1 |
券売機 其の2 |
店舗 外観 |
やっとこさ、行くことが出来ました!
店主は、いすみ・長生地区のラーメン店で料理長を務めていた、田中 友樹氏。
出店から1年経っていませんが、各誌上においてスクープされていました。
気になると言うより、絶対行かなければならなかったのですが、
この不景気で、東京出張が少なく、なかなか お邪魔できませんでした。
予告せず、入店したので、少し驚かせてしまいましたが、
昼時、13時を過ぎているにもかかわらず、客足が途絶えません。
決して、立地の良い物件では無いのですが、お客さんには、ラーメン好きには堪らないのでしょうね ♪
さて、何を食べたら良いか聞くと、「限定を、」との事でしたので、仰せの通りにします。
この時点で、2杯のラーメンを食べる事は、田中さんは分かっています。
さて、ほどなく着丼。
久々に観る、彼の仕事は無駄のない動きで、観てるだけでもワクワクします。
んー、なかなかのビジュアル。良い意味でラーメンっぽく無いです。
ただ、「山くらげ」は健在ですね(笑)
麺は、クセの少ない細麺ストレート。
スープは魚介を凝縮した、スッキリとしながらも奥行きのあるスープ。
良いですね。イタリアンの解釈が生きています。
彼の創るラーメン、食べたかったんです。(泣)
2杯目というか、〆のラーメンの前に、一杯飲ることにしました。
聞けば、「岩の井」があるとか、
岩の井と言えば、勝浦・御宿の岩瀬酒造のお酒。
かなり舌味に厚みのある通好みの酒です。
しかも純米と来れば、ラーメンの様な味の強い食べ物には好相性ですね。
すると、ワイングラスに注がれた日本酒は、天然水の如く澄んでいます。
グラスが鼻に近づくと、吟上香が少し。 純米吟醸ですね。
ツマミに、トッピングの品を、3品盛り。
チャーシュウ・煮玉子・山くらげ
どれをとってもお酒にピッタリの好敵手!
ちよっと、「岩の井」の印象まで変わりました。東京で、
そして、〆のラーメンの前に、もう一品。
太東のトマトと言うので、言い当てておきました!
セミドライということで、適度に水分が抜けて、より味が濃厚になっています。
これまた、酒と合うあうっ!
こうなると、日本酒がワインの域に達します。 不思議です。
そして、看板の『鯵ニボそば』
最後に来て、びっくりです。
なんと、スープにトロミがっ!
自然なトロミです。
聞けば、昆布由来のヌメリだとか。
考えましたね~、和食の世界では、昆布出汁にヌメリが出るのは、ご法度です。
うまいこと、逆手に取った物です。 流石っすねっ!
鯵の煮干しは、品よく、えぐみ等は全くありません。
良い仕事してますね。
田中さんが、「九十九里の海をイメージしました」と言う通り、
一見、荒々しいですが、ふくよかな優しさを感じる仕立てとなっております。
素晴らしいっ!
東京の人たちは、このラーメンに何を感じているのだろう?
千葉の海に、店主の思いに、一時でも思いを巡らせてもらえれば嬉しいなぁ~、なんて思いながら完食。
最後にプリン「魔法のキッス」を頂いて、フィニッシュ!
東京に居ながらにして、千葉県を感じられる素敵なラーメン屋さんに成っていました。
また、来ます。
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