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真子の煮こごり |
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石鯛 |
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平政 |
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自家製レモンと塩で、 |
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鰆 脂ありっ |
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平政をキザミで |
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石鯛(腹) 平政(腹) サワラ |
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石鯛(背) |
12/4 (夕餉)
井上プロから連絡が、
『天然イシダイ、ヒラマサ、サワラをおさめてきました(笑)また食べてね ♪ 』
ハイっ! 食べます。
ということで、連絡から三日後に清寿司さんを訪ねました。
先ずは、石鯛から
釣り物の石鯛は初めてです。
『あらっ?』 全く臭みがありません。
石鯛は、その磯の香りも特徴と思っていましたが、まったく。
真鯛より美味しいです。
んーと、噛みごたえは有るのですが、固くは有りません。
釣り物ということで、養殖物と比べるべきではありませんが、別物です。
というか、魚の種類が違うのではないかと錯覚に陥りますが、
この背の血合い模様は、まぎれもなく石鯛です。
本当に、美味しい。
相変わらずの切り目に筋肉質が浮き上がっています。波切りしたみたいに。
醤油の乗りが自ずと良く成ります。 旨いっ!
次いで、平政。
井上プロの平政はこれで三回目ですが、やはり旨い!
養殖物が食べられなくなりました、本当に困ったものです。
開き立てでしたので、清寿司の庭でとれたレモンと塩で頂きました。
んー、自生のレモンは酸味が柔らかく、魚の甘みを引き出すにはうってつけです。
しかして、そんなレモンの存在も無かったかのような、平政の味の力強さは素晴らしいです。
井上さんの釣り魚を頂いて感じていた事なのですが、捌き立ての魚は、ある種の渋みを感じます。
私の場合、
あと、2日も経てば気に成らなくなるのですが、新しいうちは渋みを感じます。
皮を残して柵取りされて、二日目位が、私は好きなようです。
あくまでも、私の好みですが、
そして、鰆。
釣りあげられて間もなく息が絶えたとのことですが、味わいには問題ありませんでした。
身割れを起こしていましたが、味は良かったです。
良い例えではありませんが、ビン長鮪より旨いです。
これは、握り寿司ですね。
ということで、すべて一貫づつ握りにしてもらいました。
おーっ、こうなると石鯛が一番旨いですね。
酢飯の効果が最大限発揮されています。よく咀嚼しますと、魚の甘みが増します。
お代りに、石鯛の背節握りを、
おーおーっ、この方が私の好みです。
腹節は、まだ身塊りが強く、酢飯との混ざりが、もうひとつでしたが、
背節は丁度よい混ざり具合で、味わいも脂感よりも、本来の魚の味が楽しめます。
何個でも食べられますが、幾らになってしまうか解りませんので、この辺で
井上プロの魚、最高です。