どうですか このネタケースに鎮座おわします 切通のネタたちは
10/19 晩餐
10/19 晩餐
今宵は先日お邪魔している際、コックの兄から連絡が入り、両親を見舞って長生村に来るとの事でしたので、事前に予約をしておいたものです。
って、もちろん切通さんに行く事は、もはや私にはなんの理由も要りません。
さてさて、今宵も切通さんのお魚天国に身を委ねることとしましょう。
今日も鯖が旨いですね。
こちらの鯖は、いつ来ても味が違います。って、これ、褒め言葉なんですけど。
今のところ、同じ産地の鯖を頂いていませんので、その時そのときの鯖で味わいが違うわけです。本日の〆鯖はサッパリとした感じで、〆具合も短時間で、鯖本来の、刺身に近い感覚で頂く事が出来ました。なるほど旨です。
他の光物・青魚も切通さんの真骨頂と言えましょう。なんといっても、旨さは、その寝かしにあるとのこと。際際の線でネタとして仕上げているそれは、旨いの一言に尽きます。
今宵は演出として木箱のネタケースを見せていただきました。
綺麗ですね。食にして、この和の色彩は、本当に日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。
〆は干瓢巻きをサビ抜きで。
普段はサビをかましてもらうのですが、切通さんの干瓢煮付けは、是非そのまま頂いてもらいたい。干瓢そのものの食感・煮付けの味わい・シャリとの混ざりを十二分に堪能するには、私はサビが邪魔をします。
こちらの干瓢は佃煮の様なクタクタのぶよぶよではなく、シャキッとした干瓢自体が、咀嚼時に跳ね返ってくるような歯ごたえと、飴細工の様な透き通った鼈甲色の肌色を愛でていただきたい。
江戸前の仕事というよりも、切通さんの心意気を感じて欲しい。そんな干瓢です。 是非。
酒は、腰古井を3杯にキリンラガービールを関東一本〆にて
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