右の小柄な叔父さんが、ジム・ホールです |
ジャズ・ギターリストの中で、私が好きなのは、ジム・ホールです。
出しゃばり過ぎないのが良いんです。そしてシルキータッチ、
ロック系のギターリストたちは、ほとんどフルボリュームで、自分の音が一番大きくないと納得しないやつらでして、ホント困ります。 調和という文字は、彼らの辞書にない様です。
しかも、ちょっとキーボードの音が大きいものなら、『音でかいっ、下げてっ』と平気で言って来ます。
車の運転は人を変えると良く言いますが、それよりひどいのが、エレキギターを持った人たちですね。
そこへ行くと、ジャズのアーティストたちは、調和を重んじますから、安心して聴けます。
特にジム・ホールは優しい奏です。
この盤のオススメは、『ブルー・モンク』 オリジナルはセロニアス・モンクですが、私はオリジナルよりもこちらの方が好きです。 静かに駆けあがる様なイントロの、ギターとベースのユニゾンが、渋いです。 『セント・トーマス』も、ロリンズのカバー曲として入っています。
いずれにしても、ギターとベースだけというのが、いいんです。
頬杖をついて、脚でカウントを取りながら聴いたら、もうジャズライブさながらの演奏に心奪われる事、間違い無し。
サニーのマスターにして、『これ(アルバム)、いいなっ』と、言わしめた、ジャズスポット・サニーにもなかった盤です。
いわゆる、ジャケ買いと言うヤツでしたが、唯一の当たり盤です。
2 件のコメント:
レコード紹介シリーズ、面白いです(^-^)/
楽しみにしています(*^^*)
びん。さん
コメントありがとうございます。
専門的な音楽評では無く、音楽にまつわる自分の思い出を綴れたらな、と思いまして
楽しんでいただけているとの事、何よりです。
ジャズだけでは無く、所蔵の、ありったけのレコードを紹介して行こうと思って居ります。
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