2011年11月20日日曜日

らーめん富士屋 @木更津 清見台

   ワンタン麺 500円だったような

   地元の製麺所の物のようです。竹岡してます

   外観



11/17(捕食)

 幼児相談にキャンセルが出て、早上がりとなったため、ラーメン探訪。



竹岡式のラーメンを出す有名店。姉ヶ崎にも支店があるとか。県内には竹岡式のラーメンを出す有名店がいくつもありますが、私は「梅の家」以外は基本的には、竹岡ラーメンですから承認していません。

 というわけで、ちょっと浮気です。



入店すると(ちょっと雰囲気的に入りづらかった)、おばさまとオネー様が2人でニンニクを剥きながら、お店を回しています。先客・後客で、15時でしたが6名のお客さんが居ました。お一人の方は瓶ビールをチャーシュウのつまみでグビグビ飲っているグラサンのアラ・フォーさん。


基本と言うかワンタン麺をいただきました。

 まず、価格設定が昭和なのと、ラーメン以外はやっていないという徹底ぶり、いうなればラーメン専門店と言う事に成りますかね。竹岡式のラーメン屋さんは大体こういった営業傾向にあります。潔いと言うよりも、無駄を出さずに長く営業して行くための哲学とも言えますね。餃子も無ければ、ライスもありません。特に困りません。大盛りは50円増しだったと思います。ですから700円位が上限ですね。


さて、お味の方はと言いますと、竹岡してます。麺にスープの色が映っています。特に出しを採らずに湯麺の茹で汁で、煮豚の返しを割っているようですが、茹で汁の割合までは解りませんでした。全量茹で汁で割るお店もあれば、「梅の家」は沸かし湯と茹で汁を半量づつです。
 羽釜のような大鍋で湯を沸かしていたので、お湯だけかもしれません。


麺は生麺を使用していますが、竹岡風のというか、ぼそっとした食感の房州チックな印象の麺です。良く合っていますね。あまりツル・シコだとスープを拾いませんから、こんな感じで良いのですね。実際、そんなに美味しい麺じゃなくて良いと言う事に成ります。この辺も房州・竹岡式のラーメン哲学であると思います。チャーシュウも普通です。


御約束の玉ねぎは少なめ。メンマは細割きのコリコリ食感で、特筆する味付けは成されていません。


ワンタンは一応、肉ミンチが入っていますが、これもどうでもいい感じで、ワンタンが入っている程度のありがたさで良いんです。 袖ヶ浦の寿さんに近い印象です。
 

他店と違うのは、オネー様2人の会話。

「ホカ弁、今安いらしいよ、のり弁」

 『えー、夕飯にするの?』

「たまにはいいじゃんよ」

 『えーっ私は嫌だよ、夕飯のテーブルに海苔弁の箱が6つ並んでるなんてっ』

「そうかなー」

 『そうだよ、寂しすぎる。』『ねぇー』

と私に振ってきます。

 わたしも、夕飯の食卓にホカ弁の箱が並んでたら、ひっくり返しますね。


雰囲気の良いお店です。タイムスリップしに行ってみて下さい。

 ほっとする味ですよ。

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