コウイチカタオカ 鴨ロースのサラダ |
親方 ポークソテー・ガリバタ醤油ソース |
コウイチ カタオカ フレッシュ・マッシュルームのかつをカルパッチョ |
セロリとマッシュルームのマリネが隠れていました |
6/22(晩餐)
夜の仕事を終えて、なんとなく優れず。
檀家回りをした結果、受け入れて下さったのは、かたおかさんでした。
時間は既に、21:30PMを回っています。
今宵は、かたおか親子の共演です。
コウイチ カタオカは、和のテイストを残したサラダとカルパッチョ。親方は洋食を、より現代風にアレンジしてくれました。 おそるべき親子です。 センスの良さが皿一杯にあふれています。
まずは、カクテルグラスに盛りつけられたサラダですが、数種の香りと味に特徴のある野菜をコンカッセして、かるいドレッシングで和えてあります。メイン食材の鴨は、窒息鴨の様です。とても肉質の柔らかい、血の味に品を感じる鴨肉です。それを、はちみつを基調とした下地をつけてロースト。はちみつの甘みとキャラメリゼされた苦みとの相乗効果で、とても深い味わいに仕上がっています。くせのある野菜たちは、云わばリセットのためのガーニッシュ。 素晴らしい!
続いて、親方のポークソテーです。かなり強めにニンニクを揚げてあり、カリっカリです。また、其の香ばしさが肉の甘みを引き立てています。 素晴らしい!
豚肉は「なるかポーク」。 ここのところ、かたおかさんでは定席を担っている豚さんです。あっさりしすぎず、豚肉らしさに旨みを足した様な、お肉です。
醤油とバターの黄金コンビのソースは、酒のつまみで申し分ありませんが、ここは御飯が食べたい感じですね。赤ワインを一本頼んでしまったので、御飯は頂きませんでしたが、
最後に、コウイチ カタオカの逸品。かつをのカルパッチョに、たっぷりのフレッシュ・マッシュルームがスライスで乗っています。かつをは敢えて、赤身でも色味の薄いところをチョイスされているようです。なんでか? 食べると牛肉を頂いている様な錯覚を覚えます。狙い通りなのだと思います。
素晴らしい! しかも、フレッシュだけでなく、マリネされたマッシュルームが隠れていて、マッシュルームの旨みを楽しませるための演出も施して有ります。それと、セロリのマリネも不思議と相性が良く、その食感と、単調に成りがちな、かつをとマッシュルームの間を取り持っています。
やっぱり、割烹・かたおか やめられませんっ!
今回の三品はメニューにありません。