向かって左が豚肉 右と後ろがラム肉
12/18 晩餐
独り、かたおかです。
今宵は気に成っていた、北海道産の豚肉を試してみます。
とんかつがオススメとの事でしたが、グリルでいただきます。
合わせに『御手頃ワインを』とのオーダーでやって参りましたのは、画像の赤ワインです。
「ヴァン ドゥ テーブル フランソワーズ」とラベルにあります。何だ、テープルワインかと少々ばかにしていました。
まず一口。んー。鉄分を感じる、私が苦手とする血生臭い印象の飲み口です。空気と触れ合わせるべくグラスをクルクルして、もう一度。
おおっ 味わいが変わりました。今度はスミレの香りで味わいは鉄臭さが無くなって、ミディアムボディーの少々酸味のある葡萄ジュースの様なイメージとなりました。ひとり目を白黒させていると、豚肉が到着。
オススメと合って、ラムチョップとの相盛りとしていただきました。
この豚肉、今までかたおかさんで頂いた中で、一番好いかも知れません。
何と言っても、その肉質の柔らかさ、過ぎてはいないのですよ。咀嚼して味わいを楽しめる程度の弾力はあります。脂身もそれ程しつこくなく旨味を楽しむのに丁度良いかと。また、脂身と正肉に挟まれた部位は赤身を挿していて、むっちりとした肉感と、豚で有りながら血の味が美味しいと思える、すばらしいお肉です。確かにとんかつでも良いと思いますが、私は断然グリルですね。
合わせていただいたラム肉も、勿論美味しいのですが、ラム肉の個性をもかき消してしまうほどの、主張のある豚肉です。それでいて決してクドクは無いのです。不思議なバランスを持った豚肉です。素晴らしい!
ワインもこの位の頃から、酸味が丸くなってきて、黒スグリのようなベリー系の味わいに変化していました。
はてさて、すっかりと肉プレートを完食してしまいました私は、煮〆をいただきます。
これは私だけかもしれませんが、赤ワインには甘辛の醤油味の物と合わせるのが好きです。
と言うわけで、お願いしましたところ、理想的な煮〆君がやって参りました。こうゆう事が出来るのが割烹ならではで、木の芽も意外にワインと合いました。
今夜も街の巨匠、コウイチ カタオカ に感謝。 ☆三つですっ!
0 件のコメント:
コメントを投稿