クレオパトラズ ドリーム 儚い夢 |
私の趣味に、ジャズ・レコードの収集があります。というか、ありました。
家で上手に時間を過ごそうと、思い出しました、
これから、ジャズのレコードを聴きながら、私のお気に入りレコードを紹介させていただきます。
ジャズと出会ったのは、館山のジャズバーで、今から、18年前位です。
びんさん。と館山渚銀座をぶらぶらしていて、とても怪しい、赤いガラス扉から、大音量でジャズが流れていました。時には、『バカ野郎ーっ』と怒声が漏れてくる事もありました。
なかなか、怖くて、20歳そこそこの我々には、ドアを開ける勇気が無かったのですが、
『行くぞっ』とびんさん。が大枚を抱えて入店することに、『やばかったら、金置いて逃げるぞっ』
なんてことはありませんでした。気の良いマスターがウッドベースを掻き鳴らしていました。
それでも、何かあったらと恐る恐るオーダーをします。
ジャズバーよろしくの洋酒のオンパレード。しかし、『俺、酒くわしくないんだ。』とボソリ。
大丈夫かなと、バーボンをオーダー。 かち氷をアイスピックで作って、丁寧にソーダ割を、
バーボン・ハイボールを作ってくれました。 良い店でした。
それから、夜な夜な通うようになり、最後には店の手伝いで、カウンターに立ってお酒をサープする事もありました。 弟の様に可愛がってくれたマスターはもう居ません。
ジャズ・スポット・サニー 社会人に成ってからの青春のジャズバーです。
なぜ私がここまでジャズにハマって行ったのかは未だに不思議ではありますが、ジャズのレコードが大音量で流れている間は、話をしなくていいのが気が楽だったのと、ジャズの変則的なノリが心地よかったのです。 大人になった気分ですね。 ジャズが解かるようになったと言う。
今宵紹介しますのは、名版ですが、やはり紹介しておかなければと、
パドパウエルです。 古に『龍ズ・バー』という村上龍さんと岡部真理さんが、パーソナリティーを務められていたテレビ番組があり、オープニングから流れていた曲が入っています。
クレオパトラズドリーム 邦題は『儚い夢』
バドパウエルが、アメイジングたる所以は、このアルバムに限った話ではありませんが、ちょっと変わった叔父さんだったらしいです。
曲の合間に、唸り声が聞えてくるのですが、自らテンポを取るために唸ってしまう様です。
しかして、とてもダイナミックな奏法に聴き惚れてしまいます。
やはり、いつ聴いても良いアルバムですね。
出来れば、大音量で聴きたいのですが、昼間にします。
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