才巻き海老の香味揚げ
水餃子
熊本なすの四川風ソース掛け
11/15 晩餐
11/15 晩餐
読神の 黒ちゃんさん からの情報で、雨にも負けず食欲だけを頼りに訪問しました。
比較的、解かりやすい場所に店舗がありました。
外観から、赤を基調とした明るい店舗展開が伺われます。
入店すると、厨房の見えるカウンターへと促されました。学生君のグループとマスターらしき方が対話しています。若人なのに渋い店選びをしている子ども達です。といっても酒を飲んでいるから大人ですね。
まずはおつまみセットとビールを。前菜として野菜やチャーシュウが盛り込まれております。筍の高菜和えが良いですね。
九十九里から、黒ちゃんさんから聞いてきた、と伝えまして、マスターとたのしく会話を楽しみながらオススメの料理をいただくことにしました。日本酒・ワインのラインナップも道に入っていて、お酒そのものを楽しむこともできますが、料理との相性を楽しむ事がこのお店では醍醐味ですね。
ついで、才巻き海老の香味揚げ。これが旨い、旨すぎです。才巻き海老は天ぷらでは食べた事がありますが、このような解釈は初めてでして、殻ごと頂く感じが、実におもしろい。塩味の干焼と言った感じ。旨いです。日本酒 菊姫の純米と合わせました。相性ピッタリ。
次は水餃子。どうやら張られているスープが一子相伝の三代に渡る『黄金のスープ』のようです。糸みつば・クコの実がいいアクセントとなっており、一切の淀みのないスープはスッキリとした鮮烈なのど越しであります。良い意味で清水を飲んでいるようです。すーうっと身体に滲みこんで行く感じですね。
コクだの・まろみだのとは縁遠い、全くベクトルの異なったスープです。清湯の呼び戻しスープでしょうか?いいですね。全く邪魔しません。 餃子は大ぶりで、皮はフリフリで、餡は生姜がさわやかな味わいです。何個でもつるつるといただけそうです。また、タレが美味しい。野菜のすりおろしに酸味と、ちょっとの辛味。 絶妙ですね。 このタレで生野菜をバリバリ食べられそうです。
お次は、日本酒 菊姫の古酒と、茄子の四川風ソースをいただくことに。
なんと茄子を網焼きしております。焼き茄子です。 中華の解釈ではありませんね。しかし、これが旨い。もっとサッパリの酒の方が合ったかもしれませんが、それはそれで。香菜(シャンツァイ)が堪りませんね。
そして、もうひと品とお願いしたところ、鶏肉と丹波シメジの炒め物を作っていただきました。芋焼酎 甕仕込み 月の中をロックで
この‘菜’が実にうまい。鶏は中華の定番和え衣で、油通ししてから他の具材と炒め合わせます。鶏肉の皮目は、しっとりとしながらも、パリッと感があります。このアンビバレントな食感が実に良いです。
参りました。丹波しめじの食感もとても合っていました。 ウマ ウィーィーィーッ。
気が付くと、もう皿の上には何も残っていませせんでした。
マスターは少々呆れていたと思います。『麺にしますか?』と苦笑い。しかも、ハーフでとすすめられているにもかかわらず、フルでいただきました。 ダメなんです。ハーフじゃ、真髄に触れる事が出来ないのです。麺とスープの量・比率にはちゃんと理由があるのですから。
先ほどの水餃子は塩スープでしたので、醤油スープとしました。
少々醤油スープに酸味を感じました。麺との相関から由来するものだと思います。良いですね。醤油は醤油で美味しいです。でも、コバちゃんさんが食べていた白胡麻坦々麺が気に成りました。←腹破裂するよ!
総じてとても楽しく食事をさせてくれる、すばらしいお店と言えます。
なんといっても、厨房と客席のライブ感たるやジャズセッションのごとくであります。
また行きたいです。
これで、岬町 味市場に行ける!
注:味市場さんは一見お断りではないそうです。 が、麺類が中心で、一品料理についてはお客さんに合わせて、予想して仕入れをしているため、一見さんだと、好みが解からないというマスターの配慮で、やんわりと『麺しか出来ないけどいい?というと大体帰るね』とのこと。
千代田区神田須田町1-18-2 須田町パークビル 1F ℡ 03-3256-0568
昼の部 11:00~15:30 夜の部 16:30~22:30
2 件のコメント:
店主の人柄とお料理&お酒の絶妙なコラボを堪能されたようで羨ましい限りす。岬の味市場でもさらにパワーアップされたお料理が楽しめます。張さんのプロの業に魅了されている黒ちゃんより!
こんばんは、お久しぶりです。
御紹介いただきましてありがとうございます。
あれっ、HN変更されたのですか?
これからは勝男さんですね。承知しました。
味市場さんでお会いできる日を楽しみにしております。
今後とも宜しくお願いいたします。
コバちゃん日記にて、基さんのメニューレビューはこれからもチェックして行くつもりです。
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