9/7 夜食
ちょっと小腹を満たすために、ネット注文していた干そばを食してみました
平打ち風の田舎そばでして、普通域の味わいですね。←生意気
私の母は会津の出身でして、帰省で里帰りしますと祖母が蕎麦を打ってくれたものです。地元では『そばぶち』と言いまして、お客さんへの振る舞い蕎麦です。土地柄温かい汁でいただくのですが、よく食べていたのが、鶏牛蒡の汁をぶっかけにしたもので、大根の剣くらいの蕎麦はあらかじめ茹でて水で〆てあります。汁椀に盛りつけて、鶏肉を一口大に切ったものと笹がきゴボウをさらさずにごま油で炒め、麺つゆをジュっと入れた物をかけ汁とします。ごぼうをさらさずに入れることでゴボウのアクが鶏肉の色身を黒変させ、見た目には悪いのですが食べるとおいしいんです。法事で良く出されていたと思います。 あとは鶏牛蒡ではなく、クルミのタレの様なものを掛けて食べていましたね。私は食べた事が無いのですが、甘辛のようです。
山間の穀類を食す文化の中で、様々な試行を繰り返して、代々語り継がれた味わいは滋味の一言に尽きますが、今、何人の方が、そばを打ったりできるのでしょうか?
懐かしく思いますが、今はあまり訪れる事ができませんね。母をもう一度連れて行ってあげたいとは思うのですが...
とりあえず、会津製麺の桧枝岐そばをネットで注文してみます。 新そばのオーダーを受け付けていました
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