生蕎麦 小金庵 ＠ 一宮

和風だし　塩　中華そば　600円

自家製麺は健在です

せっかくなので醤油もいただきます

店舗入口に貼ってあるポップ

同じものですが店内ポップ

１１／１８（昼食）

職場の後援会の催し物で、駐車場の整理を頼まれました。
　わたし、この業界で20年なんですけど、若手をしり目に駐車場の棒振りです。
しかも今日は寒い。やってられないので自分の車を移動し車中で来客を待っていましたが、一時間半に及び寒風にさらされた身体と思いは、「弁当ありますよ！」と言われても、「チッ、この冷え切った体に冷めたカツ丼喰えってか？」　怒りをおさえつつ、『あーのー、体温めたいので何か温かいもの食べて来ます』と、一人会場から抜け出しました。
　最近の輩は、先輩・後輩も何もかんも、ありませんからね。自分が情けなくなります。

　　しかし、天は我を見放してはいなかったぁ！

どうしようかと、限られた復帰時間とにらめっこして、町内のラーメンを食べよう。でも、昨日、逸品香には行ってしまった。腹いせに、フカヒレラーメンでも食ってしまうか？と思いつつも、
　
　優しい気持ちに成れる、小金庵の五目中華そばを思い出しダッシュ。

ん、何か店舗入口に張り紙が？暖簾は出ているから休みではない。もう、年末・年始の営業案内か？　などと思いながら近づくと、『和風だし中華そば』　『数量限定』の文字が目に飛び込んできました。「おーう、長嶋っ！」　←　いつも、言っています。

先客さんたちは、蕎麦・うどん・天丼を召し上がっていました。

　私は、『和風だしって？』と聞きますと、『塩はネギ油です。醤油はニンニクが利いています。』とのこと、悩みましたが『ニンニク』は、その後のグループディスカッションの司会をしていくことになるので控えようと、『塩』をチョイス。

以前あった中華そばは、木製のメニュー額から外されていました。やる気を感じます。

さて、着丼。　ふわっと魚出汁の香りが、
　見て下さい。へたなラーメン専門店の塩ラーメンよりビジュアル的にも美しいではありませんか。
中央にネギ油が焦がしネギごとトッピングされています。
　綺麗なスープです。豚の配分が多いスープに、おそらく宗田節で採った和出汁が混合されていると思われます。いわゆるWスープですね！
　スープを一啜りしますと、「おーう、長嶋っ！」
旨いですっ！　　比べてはいけませんが、三軒屋さん本店の塩スープに似ています。

　麺は自家製麺の加水を抑えたツル・シコ麺。　よく合っています。
トッピングには際だったものはありませんが、麺とスープだけで充分楽しめます。　美味しいです。

　いやー、参りました。　充分身体は、温まったのですが、醤油も行っておきましょう！
醤油は着丼しますと、ニンニクの香りが、すぅーっと来ます。
　『やばいなぁ』匂い着くかな、と思いましたが、もう食べるしかありませんので、勢い良く、ひとすすり。　『うん、塩だな』私の好みとしては、断然塩でしたので、塩をおススメします。

　醤油はニンニクが返って無い方が良いと思います。生ニンニクっぽさが全体の味を濁しています。しかもネギ油も入っているので、ケンカしています。ニンニクも火を通した物か、フライド・チップが良いのではないでしょうか？　私的には無くて良いと思いますし、そば屋らしく、掛けつゆのカエシの甘みが出ていても良いのではないでしょうか？　いずれにしても『醤油一本』の方が良いと思います。

そうは言いながらも、かなりの満足度を得て会場に戻る事が出来ました。


Dr.ｋei さん。ｌａｎｃｉｂａ さん。お試しください。
　基本、通し営業ですから、勝浦ラーメンツアーの行き帰りに、一杯分の余地をお腹に空けてお出かけ下さい。もし、二杯空けられるのであれば裁判所近くの水守のラーメンもどうぞ！もしも、三杯空けられる（←こうなったら１つのツアーですね）なら、長南の長久のラーメンもどうぞ！