2009年5月31日日曜日

寿司正@茂原 早野

                   穴子の肝煮付け ほろ苦さがうまさ
                    生青柳 なまめかしい和の色調です

                     岩牡蠣 こちらは中国水墨画?


5/29・30夕食
連投です。1日目は1人で二日目は家内と二人で、大将は微笑んで迎えてくれました。

頼まずとも、桝酒が出てきます都合6杯。前回無かった穴子の肝煮付けがゴロリと、美味いです。なんたって、ねっとりとしたコクと苦味は子どもにはわからないでしょう。
1日目の目玉は生の青柳。木更津産のもので磯香の中に青柳独特の香しい貝の味が口中にあふれます。初めて食しました。  と、あれ、星がない! 大将に聞きましたら、小柱を取って捨ててしまうものが現代の流通の良さで市場に乗るようになったとのこと。昔は高値で取引される小柱を取ったら捨ててたんですね。おいしいのになぁ~

この青柳を家内に食べさせたくて連投したのですが、家内にはその食感と磯香の強さがかえって苦手だったようです。今度炙ってもらおうかな。

嘉木・ジャームー@茂原 道表

龍井茶 水色が涼やかです
奥に見える褐色のペースとが熟成豆板醤です
けっこうな大きさのムキ海老見えますか
ゴマプリン


5/29昼食
割烹かたおか&ソコの片岡晃一氏に昨日きいて、さっそく行ってみた初訪の店です。住宅街の中にあって目立たない作りです。店前には三角看板にランチメニューが手書きで、麺のメニューが800円で4種類(海老そば・坦々麺・おこげ・焼きビーフン)とおかずメニューが1000円で2種類(酢豚・八宝菜)。
海老そばのセットにしました。先ずは茶碗と急須が運ばれています。テーブルには電熱ポットが置かれており、最初の一杯以降自分で湯をいれてお茶を心行くまで楽しめます。本日は龍井(ろんじん)茶という無発酵の緑茶でした。茶葉は30種類ほど各省のものが揃っています。

次に大根もちとカレー春巻き、マスタードと豆板醤が添えられます。この豆板醤がうまい!見慣れた赤いものではなく熟成の進んだ茶褐色のもので、独特の嫌みがなく、そのまま食べてもおいしいです。白飯を何杯でもいけそうです。

お待たせの海老そばです。この時点でかなりお茶を飲んでます。
 小さめの丼ですがあふれんばかりに具とスープが入っています。目を引くのが具の海老でムキ海老ですが大ぶりのものが6尾入っていますし、フクロダケの半割・青梗菜・クコの実などの中華具材に、気分上々です。具は餡かけとなっていてスープに丁度いいトロミを与えています。いかにも中華といった味わいで、かなり好きな味です。スープまで全部いただきました。やさしい本格派の味です。

最後にゴマプリン。なめらかに上手くいってます。美味い!

しばらくの間、通うこととなりそうです。

2009年5月15日金曜日

割烹かたおか@茂原

    絶品 鯵なめろう 生酢をつけても・浸しても
   鴨のロースト
                           その切り口  

   焼き野菜が美味いんです。オリーブオイルを塗りながら丁寧に焼いてくれます
5/14晩餐

 今夜は家内が急きょ泊まりの勤務となってしまい、1人で、かたおかさんに行ってきました。 先ず、瓶黒生をキャラ蕗で、次いで山崎のプレンダー水割りをロックで鯵なめろうを当てに。此処のなめろうの細かさとシソの実が入ったつぶつぶ感が良いんですよ。 いつもは日本酒なんですけど、今日の気分はメインに赤ワインを合わせる都合で、ウイスキーにしました。この水割りプレンダーが極上比率で割っているとの謳いで、なるほどおしいいんです。 どんな料理にも合わせやすいです。 メインは鴨と白アスパラガスの炭火グリル。私、ラム・マトン・馬・猪・鶉など血の味が好きなんですよ!家内はダメなので一人の時オーダーします。 今日の鴨は、朴葉焼き用のものだったらしく、ちょいと硬いがっしり肉質でした。 あるときにはシャラン鴨で、とても美味しいんですよ。 旬の白アスパラは今日届いたとのことで、ジューシィーさがいいですね。 ワインは私の好きな、自然派の仏コートデュローヌがグラス分けできるとのことで、ボトルで無理せずにグラスでいただきました。 常連さんたちに囲まれて、楽しい会話と美味しい食事にいい時間をすごせました。

 

 

ロシェル@長生村 一ッ松

  このアメリケーヌソースが良いんですよ!パンですくって食べたい
                カシスソルベとデミタスコーヒー 
                 私はフランス人気取りでミルクと砂糖はたっぷりです。

                しっとりとした店内


                店舗前に4台の駐車スペース有り

5 /13昼食
ロシェルでランチです。久し振り、且つ1人で初めての来訪。
 波乗り道路の長生インターを降りて真っ直ぐの左手。ランチが1050円と気軽にリッチな気分が楽しめます。お薦めはAランチのシーフードです。Bは肉で今日は鶏のグリルでした。各種セットあります。 

というわけでAランチを、ソイのソテーです。 こちらシーフードディッシュはたっぷりなんですよ。

オーダーから10分待たずに素敵なワンディッシュが到着。ソイは半身を二つに、皮目がこんがりと焼きあがっています。ソイのソファー(付け合わせ)はホウレン草のソテーとトマト主体のラタトゥイユが、ソースにはサフランの淡いオレンジ色のさらりとしたクリームソースと、綺麗なグラデーションです。さながら味のグラデーションもすばらしい。ライス・パンが選べます。

デザートはカシスのアイス。エスプレッソコーヒーをデミタスで。           
これで1050円  品の良い空間と行き届いた給仕に、もう午後からの仕事はパス!したい。

大切な人とカップルで、女性客のおもてなしにも適していると思います。自家製ケーキありますよ!

とんかつ むさしや@一宮 東浪見


                         カレーのルーです。

5/12昼食
久し振りのむさしやです。途中東京進出で閉店していましたが、2か月ほど前から再開していましたので、ワクワクしながらの訪問。

店内は以前と変わらずですが、なんとなく明るくなったような。  店主ご夫婦は先代から店を譲りうけたとのこと、土日には先代ご夫婦も、お顔をだされるのだそうです。

上ロースをすすめられましたが、ここは先ずロース定食(1100円)で。値段も変わらずのキャベツ・ごはんのお替り無料。サーファーさんには堪りませんね。私も。

じっくり低温で上げられたカツが登場、見た目も相い変わらずのいい揚げ肌です。確か以前は大根おろしとポン酢が添えられていましたが、今回は昆布塩が添えられてきました。なるほど肉の旨みがとても良く解ります。
 ここの豚、三元豚使ってるんですよ。特徴である肉質の柔らかさと、あっさりとしながらも深い味わい。何といっても脂の甘さと、とろけて消えていく舌ざわりは、他に類をみません。ホントにうまい!

実は今日はもう一個、試してみたいことがありまして。
 定食オーダーにつき、カレールーが追加できます(300円)。オーダーすると『ちょっと時間かかりますよ』と手鍋で丁寧に温めてくれました。テーブルに届くと、すばらしいスパイスの効いた香りが立ちあがり、いてもたってもいられません。ハヤる気持ちを抑えつつ、店主の説明を聞くと、カツカレー的でいいんですけど、ぜひカツをカレーソースに浸けてみて下さい、とのこと。 
 なるほど、濃度を抑えている意図がハッキリしました、美味いです。

カウンター越しに気さくに話しかけてくださった、ご主人の対応も、爽やかな笑顔も、とても心地良かったです。 また行ってみます。 こんどは『むさし丼』を試してみます。
 

寿司正@茂原 早野

   これがサヨリの皮巻き炙り!うま塩です。
5/10夕食
久し振りに寿司正です。私の長生管内№1寿司屋です。先代は銀座 久兵衛で、あの魯山人にも寿司を出していたという。 随所に久兵衛らしさがにじみ出ています。
 例えば、酒は秋田新政の杉樽〆を直送。燗・ひや・冷たいの、から選択できます。ビールはエビスの瓶と生(他社あり)。鮪はいつも良いものがあり、ツマミでいただく時のあしらいはワカメと決まっています。
二代目のナベさんが店主となって2年となりましたが、相変わらずのシャリの美味さにいつも唸らされてしまいます。

今日はツマミで鰹と鯵をニンニクで、サヨリの糸造り、白ミルなど。珍味でサヨリの皮を巻いたものを串焼きで、と鯛皮の湯引き。
 いつもであれば、穴子肝の煮付けが酒の当てに良いのですが終わってました。
あとオススメはゴボウの味噌漬け・ハタハタ焼き・地蛸・平目・玉子焼きです。

握りはづけ鮪を二貫。煮切醤油のキリリとした味わいで、鮪赤身の香りを引き出している良い仕事です。切り身で瞬間漬けですが、美味いんですよこれが!

ちなみに本日は、枡で三つと、〆で瓶エビスを飲りました。(いつもは枡5!)

割烹かたおか@茂原





5/9 夕食 つき出しは、卵豆腐にホタルイカと鯛の子を乗せ濃い目のタレが張ってあります。良い取り合わせです。ホタルイカのぷっくり感もいよいよ最盛期となってきましたね。 瓶ビールで飲りました。  今晩は赤ワインとそこそこボリュームのある取り合わせをしてみます。 と、その前に日本酒と刺身を。鰹とコハダの盛り合わせで鰹の発色が悪いですが、味よし。コハダは刻んで大葉と白ゴマで和えた物。よく寿司屋でヤル手合いです。 酒は鶴齢でスッキリ美味しっ。 さて、今日のワインはドイツ・ファルツ地域でピノノワール使用の『シュペートブルグンダー 2006』をセレクトしました。深めのルビ色でブーケは最初特徴なくアルコールが勝っていますが、徐々に花の香りへと変化してきて、味もなじんでくると若々しさからグッと落ち着いて来ます。 ドイツの赤ワインはあまりイメージが無かったのですが、仏・伊とも異なる、ある種のドイツらしさが感じられ、軽快さの中に旨みのある、なかなか美味しいワインでした。 本日のメインは、香彩豚のグリルです。初めていただきましたが、「いかにも豚」といった風味で一般的な価格でいただけます。付け合わせはタケノコ・カボチャ・新玉ネギで炭火でじっくりと火が通されており、どれも素材の旨みをうまく引き出しています。 いつでも、雰囲気たっぷり、ごちそうさま!

2009年5月10日日曜日

甚兵衛そば@宗吾霊堂前


5/9昼食
 宗吾霊堂の門前にある蕎麦屋で、幼稚園の頃から成田山参りの後で、必ず家族で立ち寄っていた、誰が何と言おうと、私の№1そば屋です。

甚兵衛そば(ザル蕎麦:450円)の特徴は、朱塗で舟形の木製の盛りザル。船の突先にソバ猪口入れが設けられています。この形は佐倉惣五郎が飢饉の折、民の代表として直訴に江戸に渡るために渡し船(甚兵衛渡し)を使った事から由来しています。味は一般的な機械打ちの美味しい蕎麦で、昨今のグルメ蕎麦ではありませんが、海苔がかかって450円のお値打ち品![いまどきの蕎麦・ラーメン高すぎませんか?美味しさは素材と手間であることは解りますが、気軽さを失ってしまうのは如何なものか]
 三枚(三舟?)は軽くいけます。また食べたザルを重ねるのが、いかにも『喰ったー』という感じと『どうだー』という周囲の客へのアピールとなり自尊心が満ち溢れます。←自己満足ですね。
 車での訪問が便利ですが、店舗前の駐車場よりも宗吾霊堂の駐車場を利用されることをオススメします。駐車料金は取られませんが、ぜひ霊堂にお参りを!
 かけそば・肉そば・卵とじなどの温かい蕎麦もありますが、そばは冬でもザルでしょう。(物心ついた時から家の年越し蕎麦はザルだったんです。) 後、そば湯を楽しむことを忘れずに!これまた立派な朱塗の器に入ってくるんですよ。蓋に桜『甚』の家紋いりで、カッコいいです。椅子の背もたれにも印が抜かれています。ぜひお立ち寄り下さい。

2009年5月5日火曜日

割烹かたおか@茂原






5/4 夕食

  幻霜豚 コラーゲンしゃぶしゃぶコース(5250円:税込)をいただいて来ました。内容は提供順に→ 本日の前菜(じゅんさいと温泉卵のカクテル仕立て)お造り(鰹と鯵)焼物(鰆の照り焼き)揚物(穴子のフリット・カレー風味)幻霜豚しゃぶしゃぶ雑炊デザート     の計7品  前菜はカクテルグラスに供され、飲み屋のそれとは見た目にも違いがあり、程よく出汁で割ってあり、正に割烹の技といった感じ。

 お造りは鰹・鯵ともに三切れづつ、女性でも品良く一口でいただける切っつけとなっています 。鰹はこの時期のあっさりとした味わいですが、丁度良い寝かし具合で、しっとりとした舌触りに唸るものがあります。鯵は鹿の子包丁が施され、こちらも単なる新鮮さではなく、程よい寝かしです。

  焼物の照り焼き地は房州にありがちな、ベタ甘ではなく、キリっとした焼き地です。共に蕗の翡翠煮、姫サザエの煮付けが盛り込まれ、焼き魚定食の皿とは全く異なります。

  揚物の穴子は一本揚げに程よいサイズの物で半割りで供され、南京・青菜(よもぎ?)・巻いた骨せんべいの盛り付けです。カレー塩が振ってあり、好みでレモンを搾っていただきます。随所に品の良さを感じます。またこの骨せんべいがいいんですよ!天丼にもあしらってくれます。

  さて、待ってましたのしゃぶしゃぶです。この幻霜(げんそう)豚、柏の養豚場で飼育されているブランド豚で、私の感覚ではプラチナポークより味深く、イベリコほどのしつこさのない、しゃぶしゃぶには打って付けの味わいかと思っております(とんかつ・ブリックローストでも楽しめます)。ロースが中心ですがサービスで肩ロースも入ってきます(5~6切れ) うっすらとしたサシが見た目にも堪りません!つけダレはゴマ・ポン酢から選べます。(勇気をだして『両方っ』と言ってみましょう)レタスと白髪葱が別盛りで供されます。 またタイトルのコラーゲンですが、昆布だしを張った土鍋に、ポトンとボールを落としてくれます。このトロリ感が柔らかく素材を包んでくれるのでしょう。     うまいなぁ~っ

  雑炊は一度奥に土鍋を帰し、卵とじの雑炊となって戻ってきます。ここで残ったポン酢を掛けてっと思いがちですが、そのまま頂いた方が薄っすらと移った豚出汁を感じることが出来ますのでオススメです

  デザートはオレンジのコンポートでキュウイ・アップルマンゴーのカットも相盛りとなっており、これぞ割烹って感じで、黒豆がトップされております。洋の中にも和の心を取り入れる心づかいが素敵です。  5000円と聞くと高く感じるかと思われますが、実は一人前を家内とシェアして食べてきまして、結構なボリュームがあります。 是非お試しを! 足りなければ旬の素材を生かしたアラカルトも豊富にありますので追加注文されることをオススメします。看板通りの『ザ・割烹』ですので好みを伝えてオーダーすれば、気分は最上です。ワインが各種揃っていますので洋風の仕立てにも応じてくれますよ。

 

 

2009年5月1日金曜日

初めのいーっぽ!

ブログ始めます。
ネット歴浅く読者の皆さんに楽しんでいただけるか心配です。タイピング練習を兼ねての私的情報を披露させていただきます。主に食べることに関する記事が多くなることと思います。画像も載せたいのですが、どうなることやら?拙い文章となりますがお付き合い下さい。宜しくお願いいたします。